一度決まった訪問日時を変更しなければならなくなったとき、この再設定は面倒くさいですよね。
「どこまで謝ればいいのか」「理由はどこまで書くべきか」「新しい候補日はどう出せばいいのか」と迷うと、意外と文面がまとまりません。
特に得意先への変更依頼は、失礼のないように書こうとするほど言い回しが重くなりやすいものです。
この記事では、得意先に訪問日時の変更をお願いするメールについて、そのまま使いやすい例文を中心に、件名・お詫びの入れ方・候補日の出し方・直前変更の伝え方までわかりやすくまとめます。
まずこれを送ればOK|得意先への訪問日時変更メールの例文
訪問日時の変更メールでは、お詫び・変更のお願い・新しい候補日が伝われば十分です。まずは基本の形を押さえておきましょう。
件名:訪問日時変更のお願い|株式会社〇〇 〇〇
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
〇月〇日(〇)にお伺いする予定でしたが、社内の都合により、誠に恐れ入りますが日程の変更をお願いできますでしょうか。
以下の日程でご都合はいかがでしょうか。
- 〇月〇日(月)10時〜12時
- 〇月〇日(水)14時〜17時
- 〇月〇日(金)10時〜12時
上記以外でも、ご都合のよい日時がございましたらお知らせいただけますと幸いです。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇 〇〇部
〇〇 〇〇
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
Mail:〇〇〇@〇〇〇.co.jp
これが基本形です。
お詫び・変更の旨・候補日・締めの4点が入っていれば、得意先に失礼のない変更依頼メールになります。
件名はこう書く|一目で変更の連絡だとわかるようにする
件名は、相手が受信トレイで見たときに**「変更の連絡だ」とすぐわかる形**にするのが基本です。
件名の例
- 訪問日時変更のお願い|株式会社〇〇 〇〇
- 〇月〇日訪問の日程変更について|株式会社〇〇 〇〇
- ご訪問日時の変更に関するお願い|株式会社〇〇 〇〇
「日程変更」だけでは何の変更かが少しわかりにくいため、**「訪問」**という言葉も入れておくと親切です。
末尾に会社名と氏名を入れておけば、誰からのメールかも伝わりやすくなります。
お詫びはどう入れる?|謝りすぎず、でも失礼なく伝える
変更をお願いする以上、お詫びは必要です。
ただし、謝罪ばかりが続くと本題が見えにくくなるため、ひとこと丁寧に伝えて、すぐ本題に入る形が自然です。
使いやすいお詫び表現
- 誠に恐れ入りますが、日程の変更をお願いできますでしょうか。
- 勝手を申し上げて恐縮ですが、ご調整いただけますと幸いです。
- ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
冒頭で簡潔にお詫びし、最後にもうひとこと添えるくらいで十分です。
何度も謝り続けると、かえって読みにくい文面になってしまいます。
変更理由はどこまで書く?|詳しく書きすぎないほうが自然
変更理由は、詳しく書きすぎないほうが自然です。
相手が知りたいのは事情の細部よりも、「変更したいこと」と「新しい候補日」です。
理由の書き方の例
- 社内の都合により
- 諸事情により
- 急な社内対応が入りまして
長く説明すると言い訳っぽく見えやすいため、理由は短く伝えて、すぐ候補日の案内に進むほうが読みやすくなります。
候補日の出し方|複数提示する形と都合をうかがう形
候補日の出し方には、主に2つのパターンがあります。
基本は、こちらから複数の候補日を示す形がおすすめです。
候補日を複数提示する場合
相手の負担を減らしやすく、日程も決まりやすい形です。
以下の日程でご都合はいかがでしょうか。
・〇月〇日(月)10時〜12時
・〇月〇日(水)14時〜17時
・〇月〇日(金)10時〜12時
上記以外でも、ご都合のよい日時がございましたらお知らせいただけますと幸いです。
候補日は3つ程度あると、相手も選びやすくなります。
相手の都合をうかがう場合
候補日を出しにくいときや、相手の予定を優先したいときは、次のような書き方も使えます。
ご都合のよいお日にちをお知らせいただけますと幸いです。
〇月中を目安にお伺いできればと考えております。
ただし、この形だけだと調整の手間を相手に委ねることになります。
変更をお願いする立場なら、できるだけこちらから候補日を出すほうが親切です。
直前に変更をお願いする場合|まず電話、そのあとメールが基本
訪問前日や当日に変更が必要になった場合は、まず電話で連絡し、そのあとメールを送るのが基本です。
メールだけだと相手がすぐ気づかないことがあり、対応が遅れる可能性があります。
電話のあとに送るメールの例文
件名:〇月〇日訪問の日程変更について|株式会社〇〇 〇〇
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様
お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。
先ほどお電話でもお伝えいたしましたが、明日〇月〇日(〇)にお伺いする予定でしたところ、急な社内対応が入りまして、誠に申し訳ありませんが日程の変更をお願いできますでしょうか。
直前のご連絡となってしまい、大変ご迷惑をおかけいたします。
改めて、以下の日程でご都合はいかがでしょうか。
- 〇月〇日(月)10時〜12時
- 〇月〇日(水)14時〜17時
ご都合が合わない場合は、ご希望のお日にちをお知らせください。改めて調整いたします。
何卒よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇 〇〇部
〇〇 〇〇
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
Mail:〇〇〇@〇〇〇.co.jp
「先ほどお電話でもお伝えいたしましたが」と入れることで、電話の補足メールであることが自然に伝わります。
直前変更では、通常より少し丁寧にお詫びを入れると自然です。
これは避けたい|一方的・不自然に見えやすい表現
変更依頼メールでは、丁寧に書いたつもりでも一方的に見えたり、言い訳っぽく見えたりする表現があります。送る前に一度確認しておくと安心です。
変更後の日時を一方的に決めて送る
〇月〇日(月)10時にお伺いいたします。
相手の確認なしに新しい日時を決めてしまうと、一方的な印象になります。
変更をお願いする場合は、必ず**「ご都合はいかがでしょうか」**と確認を入れましょう。
変更理由が言い訳っぽくなる
上司から急に別件を頼まれてしまいまして、どうしても対応しなければならず……
事情を細かく書きすぎると、言い訳がましく見えることがあります。
**「社内の都合により」や「急な社内対応が入りまして」**くらいで十分です。
候補日を出さずに相手に任せる
誠に恐れ入りますが、ご都合のよい日時をお知らせいただけますでしょうか。
変更をお願いしているのに、日程調整まで相手任せにしてしまうのは親切ではありません。
可能な限り、こちらから候補日を示すようにしましょう。
まとめ|訪問日時変更メールはこの4点を押さえれば書きやすい
得意先に訪問日時の変更をお願いするメールでは、次の4点を押さえるとまとまりやすくなります。
- お詫び
例:誠に恐れ入りますが、日程の変更をお願いできますでしょうか。 - 変更理由
例:社内の都合により - 新しい候補日
3つ程度、曜日と時間帯を入れて示す - 締めのひとこと
例:ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
直前の変更になる場合は、まず電話で伝え、そのあとメールを送るのが基本です。
まずは例文をもとに、自社名や日付を置き換えるところから使ってみてください。
大変かもしれませんが、このような点をしっかり抑えられれば相手からの信頼を得ることができます。

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